■2015年10月
トヨタはクラウンアスリートシリーズに内外装のデザイン変更などのマイナーチェンジをし、2015年10月1日に発売した。

外観デザインはフロントグリルを立体メッシュ形状にすることで、見る角度によって表情を変えるデザインとし、圧倒的な押し出し感をさらに強めた。1灯の光源でロービームとハイビームの切り替えが可能なバイビームLEDヘッドランプやLEDクリアランスランプを採用した。

インテリアはメノウ積層柄加飾パネルを採用し、透明感と深みを表現して質感を高めている。ターボ仕様のエンジンの搭載車には専用の内装色ブルシアを追加した。

またジャパンカラーセレクションパッケージとして、日本ならではの繊細な色調の12色のボディカラーをオプション設定、カラーの名称も日本名を使っている。パッケージ装着車では内装色3色から選べるようにした。

構造接着剤の採用やスポット溶接を90カ所以上も増し打ちすることによって、ボディ接合部の剛性を強化することで、乗り心地の向上や操舵時の応答性の向上を図った。同時にショックアブソーバーやブッシュなど、サスペンションのチューニングの最適化を実施、ステアリングの正確性やコーナリング時のグリップ感を高めている。

次世代の交通システムに対応するITSコネクトを世界で初めて採用し、主要グレードにオプション設定した。