■2016年8月
メルセデス・ベンツ日本は、Cクラスステーションワゴンの「メルセデスAMG C43 4マチックステーションワゴン」を2016年8月19日に一部改良、同年9月に発売を開始した。

C43 4マチックステーションワゴンはメルセデスAMGが専用開発した3.0リッターV6ツインターボを搭載する。最高出力270kW(367ps)、最大トルク520Nmの性能を発揮し、9速ATとの組み合わせにより、0-100km/h加速4.8秒（欧州仕様参考値）のハイパフォーマンスを実現。また、従来33対67だった4WDシステム（4マチック）は、31対69へとリヤ寄りのトルク配分に改められた。

足まわりについては、AMG C63と同様のスポーツハンドリングモードを追加した3ステージESPが採用されている。スポーツハンドリングモードではシステム介入前に一定のドリフトアングルを許容し、スポーティなドライビングを味わうことが可能だ。エンジンの油温、水温などの表示、サーキットでのラップタイム計測も可能なAMGメニューも装備されている。

装備ではAMGロゴ付きダイヤモンドグリル、ブレーキキャリパー、サイドステップカバーを採用し、AMG C63と共通のホイールセンターキャップを装備するなど、スポーティな仕上がりを見せる。AMGエンブレム付きキーカバーも標準。左ハンドル仕様に加え、右ハンドルも選べるようになった。